【第4課】~ができます/~のが~です

一年後期 会話, 教案

 第4課では「~ができます/~のが~です」を勉強します。

 この課で使うプリントは「【第0課】1年後期会話の授業構成」でダウンロードできます。

 

授業の流れ

1.先週の復習

 先週は「~なければなりません」を勉強しました。
 「子供は何をしなければなりませんか?」と聞いて、ない形への変換と「なければなりません」を復習します。

 ・独立しなければなりません
 ・楽しまなければなりません
 ・働かなければなりません
 ・かっこいい彼氏を探さなければなりません
 ・ダイエットしなければなりません
 ・親を養わなければなりません
 ・選挙しなければなりません (選挙に行かなければなりません)
 ・結婚しなければなりません
 ・自分の考えがなければなりません …

 

2.単語の練習

 配布したプリントの「単語」を上から順に読んでいきます。
 1単語につき3回復唱させ、それを2往復します。

 

3.文法「~ができます。」

 今回勉強するのは能力や可能性を表す「~ができます」です。
 他の言い方で「~られる」がありますがここでは触れません。

 まずは接続の説明。

名詞+ができる (料理ができる)
辞書形+ことができる (ここは泳ぐことができる)

 2種類の言い方があってお互い同じ意味です。
 まずは例文を読ませて、その2種類の接続を確認させます。

  ・車を運転することができます。
  ・私は卓球ができます。
  ・ここはタバコを吸うことができます。

 「運転」は名詞なので「運転ができる」と言えますし、「運転する」なら辞書形なので「運転することができる」とも言えます。
 ここでは運転免許証があるかどうか、中国が強いスポーツなどの話ができます。

 

4.「~ができます」の練習

 「学生の特技」について、「~ができます」を用いて簡単に発表してもらいます。
 ここで用意したルービックキューブを取り出し、これができるかどうかを学生に聞きます。

 できる学生がいる場合はその学生に任せ、いない場合は私がやります。6面完成した後に、「私はルービックキューブができます。」と言います。
 その後、一人ひとり言っていきます。

  ・バスケットボールができます。
  ・ギターができます。
  ・琴ができます。
  ・歌ができます。
  …

 すごい特技が出てきたら、いつから始めたの?などと話を広げていくと良いです。

 

5.文法「~のが~です。/~ことが~です。」

 もう一つは特徴、能力、嗜好を表す文法「~のが~です。/~ことが~です。」
 「の/こと」は、前の動詞を名詞化します。
 通常は「私は」や「彼は」などの主語を伴いますので、全体としてみると典型的な「ハガ構文」になります。中国語には無い表現なので、実は中国人日本語学習者はあまり使いません。だからこそ使えると本物の日本語っぽさが増します。
 また、今後「食べる早いです」などという間違いが多くなることが予想されますので、ここでは接続をちゃんとする必要があります。

辞書形+のが~です。 (歩くのが遅いです。)
辞書形+ことが~です。 (食べることが好きです。)

 意味はどちらも同じです。後ろには形容詞が来て、前の動詞について評価します。

  ・彼は走るのが速いです。
  ・絵を描くのが上手ではありません。
  ・バスケをすることが好きではありません。

 

6.個人発表「他己紹介」

 発表のために2人か3人で一組になってもらいます。

 今回の発表は「他己紹介」です。
 自分を紹介する自己紹介とは逆に、ペアになったもう一人のことについて自由に紹介します。紹介には今回勉強した「~ができる」「~のが~です」を必ず使うことを条件としました。

 まず黒板に発表のテンプレを書きます。

私は彼女を紹介します。よろしくお願いします。
 彼女の名前は〇〇です。
 彼女は~ができます。
 彼女は~のが~です。
 …
ありがとうございました。(拍手)

 学生が最後「ありがとうございました」と言ったらすぐ拍手。教師は常に相槌打って盛り上げ役に徹します。
 中には短い人もいましたが、30秒くらいずらっといろんな特徴を話してくれたりする人もいます。

 
 以上です。