【第0課】ディベートの授業構成

 3年生前期は「スピーチと弁論」を受け持つことになりました。
 授業内の基本的な流れは以下です。

 1.学生によるプレゼン発表
 2.テーマを与えてグループで意見をまとめる
 3.ディベート開始
 4.結論

 1.学生によるプレゼン発表

 毎週2名、パワーポイントを使って発表してもらいます。
 テーマは自由とし、3分~5分程度を目安とします。
 適宜質問を投げ込んだりして準備してきたものから脱線させたりします。

 2.テーマを与えてグループで意見をまとめる

 プレゼンが終わったら、討論の雰囲気を出すためにまず席を移動させます。上の写真のようにです。
 討論形式ですので必ず二択となる絶対的な答えがないテーマを与えます。(例:死刑制度は必要か 等…)

 数分個人で考えてもらい、とりあえずYesかNoで分かれてもらいます。
 人数が綺麗に分かれなければ、数人移動させます。そしてそれをさらに2グループに分けます。
 クラスが20名なら、Yesが5人と5人、Noが5人と5人です。

 十分時間を与えてグループごとの意見を考えてもらいます。15分程度が目安。
 
 3.ディベート開始

 初回は教師自身が司会をしますが、2回目以降は学生に司会を任せます。
 司会進行の方法、テンプレートはあらかじめ教師が用意をしておくといいです。
 ディベートは2回行われるので、司会は2名必要です。

 まずはYes派5人とNo派5人のディベートです。

 ➀Yesの意見
 ➁Noの意見
 ➂No⇒Yesへの質問・回答・反論
 ➃Yes⇒Noへの質問・回答・反論
 ➄判定

 ➀➁ まずはそれぞれのグループからの意見を述べます。
 ➂➃ 相手の意見に対する質問をします。慣れないうちは質問に対して1度回答したら終わってしまいますが、慣れてきたら質問⇒回答⇒質問…と延々繰り返させていきます。教師側から上手に煽って誘導します。

 反論が出尽くしたところで、残る10名が「どちらのグループが良かったか」という基準で判定します。自分の意見にとらわれず、意見の質や反論の方法、面白さなどで客観的に判断させることが必要です。

 これをもう一つのグループでも行い、討論は計2回行います。

 4.結論

 2回目のディベートが終わったら、席を戻して結論です。
 教師側から今日のテーマに関する一言、討論中の学生の間違いなどをここで指摘します。
 こうすればよかったなどのアドバイスもあれば言います。

 討論が終わると学生はすぐ冷めるので、結論の段階は1分2分くらいで終わるのがいいかもしれません。

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