中国「物乞い」の背景

 大学付近を歩いていてもあまり見かけることは無いんですが、ちょっと人気の多いところや街の中心部に行くと物乞いはしょっちゅう見かけます。今日も晩御飯を食べていたところに一人の女性がやってきて、手には写真と箱を携えていたのですぐ分かりました。

 物乞いへの対応は原則としてお金を上げないということになっています。一回あげてしまうとキリがなくなってしまうし、他の物乞いもたかってくるかもしれないからです。また学生から聞いた話だと、物乞いの裏には大きな組織があったり、グループを形成して動いているとかそんな事を言ってましたね。足が不自由な人がビルの入り口に座って頭を下げているのを見ると可哀想な気持ちになってしまうんですが、とにかくお金だけは出さないほうがいい。注意しなければいけません。

 さっきの女性の話に戻りますが、彼女の目的も要するにお金を恵んでもらうこと。ただ、彼女の場合はちょっと理由が異なっていて、「子供が誘拐されて居なくなったけど探すお金が無いから恵んでくれ」というものでした。携えていた写真は恐らく彼女の子供のものだと思います。もしこれが嘘なら同情を誘っているだけに悪質ですよね。店の主人は相手にする事もなく「警察に電話しろ」「出ていけ」の一点張り。どうやら毎日このような物乞いが店に入ってくるらしく、その扱いには慣れているようでした。

 可哀想だと思ってもぐっとこらえる。関わると余計なことに巻き込まれるかもしれませんからね。





中国での生活