地震にまつわる知識

 2週間ほど前に熊本で大きな地震が発生しました。あの日はインターネットのニュースのほとんどはこの話で持ち切りになり、翌日の授業の時には学生から「日本の地震は大丈夫ですか?」とたくさん聞かれたりしました。ここ中国では地域にもよりますが、地震を経験したことがあるという人はほとんどいません。そのため地震に恐怖を感じていたり、どんな感じなのか興味がある学生が多かったです。

 まずは熊本地震の被害状況から説明し、3.11の時の私の経験も交えながら話しました。内容が内容だけに、空気が重くなり過ぎないよう要所に笑い話を加えられれば良いと思います。

 話したのは以下の内容。

 ①熊本地震の被害状況
 学生たちは、震度7が来ても死者が2桁で留まる日本の防災意識の高さにビックリしていました。建物の強度に関しても感心していて、2008年の四川の大地震と比べて話す学生も多くありませんでした。

 ②緊急地震速報

 日本のアニメやドラマをよく見る学生なら一度は目にしたことがあるであろう緊急地震速報のテロップ。それだけではなく、地震が発生する直前に携帯が鳴ったり、エリアメールで災害情報を共有したりできる日本の防災システムを紹介しました。

 ③3.11の話
 停電したり断水したりはもちろん、当時携帯電話はほぼ使えなかったことや、コンビニの混雑具合など紹介。津波や原発事故があった沿岸沿いでは火事場泥棒が多発したことも教えました。

 ④地震が来ても安全な場所(ガソリンスタンド・神社等)
 ガソリンスタンドは危険物を扱う場所であることから、防災面の要求が非常に高く、一般にこの上なく安全な場所だとされている点。また、3.11の時に神社まで津波が到達しなかったことから、神社などの神聖な場所は先人の経験や知恵に基づいて安全な場所に建てられているのではないかという、ちょっと不思議なお話も紹介。

 ⑤避難訓練
 避難訓練では「おはしも」という原則がある事を教えました。教える前に、中国の避難訓練はどうやってやるのかを聞きましたが、ほとんどは急いで走って逃げると答えていてびっくりです。また、学校の3階などに設置されている脱出用のシューターの存在なども非常に盛り上がりました。

 地震だけでかなりのボリュームがある内容になります。

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