学生が一人転向…

2016年3月7日日本語教師のお仕事

日本語専門の一年生が一人、別の専門へ変わることになりました。半年間一緒に日本語を勉強したのですが、周囲に「日本語は勉強すればするほど難しくなっていった。」と漏らしていたそうです。教師目線から見ると学生がこのような理由で離れていくのはホントに悲しいこと。日系企業が中国からタイ、ベトナムなどに移っていく中で、日本語を専門にしても卒業後関係する仕事があるとは限らないという現状は今後専門自体の存続を危うくさせている主因でもあり、もっと安定した方面に行きたいと思う気持ちも分からないでもありません。今は私に合わせる顔が無いと思っているかもしれませんが、専門は違えど学校は同じですし、またいずれ構内で会えることを楽しみにしています。

 この件をよく行くお店の主人に相談したんですが、「あなたの学生は100人もいるんだから、一人ひとりいちいち考えていても無駄。自由にさせておけばいい」とアドバイスされました。確かにそうですよね。そう言われるまでは「もしかしたら教師サイドの問題があって転向したのかな?」と深読みして悩んでいたのですが、やっぱり彼自身の判断を尊重するべきです。決定した事はしょうがないですからね。

 学部の転向(转专业)は多くの人が希望しています。大学進学のシステム上、必ずしも希望する専門に入れるとは限らない側面があるためです。しかし転向が許されるのはほんの一握りで、過去を見てみると学院ごとに1年1人が限度のよう。つまるところ入試の得点が高ければ希望が通りやすいので、これが高考が一発勝負と言われる所以でしょう。日本を遥かに上回る学歴至上主義の中国らしい問題です。

日本語教師のお仕事

Posted by そうじ