「~を控えて」と「~を前にして」の違い
~を控え(て)
「名詞+を控え(て)」が一般的な接続だが、「名詞+を+時間+に控え(て)」という文型もある。
~を前にし(て)/~を目前にし(て)
時間が超接近しており、まもなく何かが発生する緊迫感を表現できる。
区別
「~を控えて」は時間的な余裕があり、明日かもしれないし、来週かも、1か月後かもしれない。
「~を前にして/~を目前にして」は余裕がなく、まもなく始まる感じがする。
①「会議での発表を控えて、手足が震えてきた。」
②「会議での発表を前にして、手足が震えてきた。」
緊張して手足が震えたことを強調したいのであれば、会議までの時間が接近している②を使うべき。