2019年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題7解説

問1 プレゼンテーション

 1 時間超過しそうな場合は、臨機応変に省略したりして要点だけでも伝えられるようにすべきです。
 2 正しいです。
 3 プレゼンでは聞き手を飽きさせないようにする工夫が必要で、話に抑揚をつけたり、トーンを変えたりすべきです。
 4 聞き手が分からない用語などはその都度説明を入れながら使用すべきです。

 したがって答えは2です。

 

問2 ルーブリック

 ルーブリックとは、縦軸に複数の具体的な評価項目、横軸にはその到達度を置き、学習が各評価項目のどのレベルまで到達しているかを測ることができる評価表のこと。

評価項目1 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準
評価項目2 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準
評価項目3 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準
評価項目4 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準

C:努力が必要 B:概ね良し A:十分 S:期待以上

 1 ルーブリックの特徴を説明しています。
 2 ルーブリックは確かに項目ごとの到達度を評価できますが、大規模な客観テストには向いていません。
 3 各項目にコメントを書く欄はありません。
 4 自由記述欄はありません。

 したがって答えは1です。

 

問3 情報の示し方

 プレゼンにおけるスライドの情報の示し方に関する問題です。

 1 正しいです。見やすく、分かりやすくなります。
 2 不適切です。適度な量のアニメーションは効果的ですが、多用すると良くありません。
 3 正しいです。出典や引用を示すのは必要です。
 4 正しいです。プレゼンなどでは体言止めがよく用いられます。

 したがって答えは2です。

 

問4 言語現象

 ら抜き言葉とは、一段動詞可能形「~られる」の「ら」が省略された言葉のこと。「食べられる」が「食べれる」のようになる。「~られる」には可能形の他に、受身形や尊敬語としての用法があり、これらを差別化するためにら抜き言葉が生じたとされる。通常は日本語の揺れとして規範主義の立場からは誤用とみなされるが、全国的に見ると「ら」を入れるほうが少数派となっている。

 さ入れ言葉とは、五段動詞の使役形「せる」の直前に、不要な「さ」が挿入されている言葉のこと。「書かさせる」など。

 1 「しないと」や「分かんない」など話し言葉を使っています。正しくは「調査しなければ分からない」です。
 2 一段動詞の可能形「-areru」を五段動詞「行く」に適用している誤用です。
 3 さ入れ言葉です。
 4 「させていただく」は自分に有益なことに関して使う敬語です。不要な敬語を使う誤りです。

 したがって答えは3です。

 

問5 質疑応答

 1 質疑応答の際にスライドは役立ちますので、発表が終わっても消さないほうがいいです。
 2 正しいです。
 3 正しいです。
 4 正しいです。

 したがって答えは1です。

 





2019年度, 日本語教育能力検定試験 解説