2019年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題6解説

問1 「~ていく」の用法

 「くだものを持っていきます」の「ていく」は順次的動作の用法です。
 「~てくる」と「~ていく」の違い②によると、以下のようになるはずです。

 1 状態変化の進展
 2 状態変化の進展
 3 順次的動作 or 移動時の状態
 4 順次的動作

 選択肢3がどっちの用法か微妙なのですが、選択肢4は間違いなく順次的動作です。
 したがって答えは4です。

 

問2 自己評価で期待される効果

 1 <資料>を見る限りでは、自己評価を他人と見せ合う活動はないため、他者との達成度の違いを認識することはできません。
 2 正しいです。
 3 正しいです。
 4 正しいです。

 したがって答えは1です。

 

問3 教案作成上の留意点

 1 分単位で進行するのではなく、学習者の様子を見てその場で時間配分を変えるべきです。
 2 正しいです。
 3 正しいです。
 4 正しいです。

 したがって答えは1です。

 

問4 理由

 1 モデル会話を聞いてクラスで内容を確認する過程でスキーマは活性化されるはずです。
 2 この課では「~ていきます」を中心に扱っています。「~てきます」を併せて教える必要はないと思います。
 3 モデル会話を覚えさせる必要はありません。テキストを見ながら練習を行えばいいです。
 4 一人ずつ「私は、◯◯を持っていきます」と言うだけで、確かにインターアクションの機会がありません。

 したがって答えは4です。

 

問5 改善方法

 1 複数の考え方に惑わされないようにするのではなく、複数の考え方を取り入れたほうがいいと思います。
 2 取り組みやすいものから手を付けていくべきです。たくさんの課題を設定すると良くないのではないでしょうか。
 3 社会や言語教育観の変化は積極的に取り入れるべきです。
 4 正しいです。

 したがって答えは4です。

 





2019年度, 日本語教育能力検定試験 解説