~に堪える・~に堪えない/~に値する・~に値しない/~に足りる・~に足りない

~に堪える/~に堪えない


 「~に堪える」はあまり使わず、一般的に「~に値する」に言い換えられる。
 「~に堪えない」は「見る」「聞く」等のみにしか使えない。

~に値する/~に値しない


 この3つの文法の中では最も一般的。「賞賛(称賛)に値する」は慣用表現。

~に足りる/~に足る/~に足りない/~に足らない


 「信頼するに足らない」とは言えるが、「信頼するに足りない」は違和感がある。
 「取るに足らない」も「取るに足りない」とは言えず、また肯定形「取るに足る」は存在しない表現。「恐れるに足らない」もまた肯定形はありません。
 以上の3つの言い方は慣用句で、これ以外の言い方は「~に値する」を使う。

区別

 「見るに堪えない」「聞くに堪えない」「取るに足らない」「恐れるに足らない」「信頼するに足らない」などの慣用句に注意して、それ以外の表現の時は「~に値する」を使う。
 「~に堪えない」は嫌いであるという気持ちが込められ、「~に値しない」は嫌いというより無関心のニュアンス。

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