私の宿題

 授業が終わる度に学生が寄って来て、毎回私に”宿題”を与えます。これが分からない、これはどういう意味? この文法の区別は? などなど、日本語に関するあらゆる質問が飛んできます。その場で回答できるものは良いとして、そうではない類の質問は必ず家へ持ち帰って私の宿題となります。

 一番嬉しいのは、「分かった!」と言ってもらえる事以外にありません。区別を明確にした上で、分かり易い言葉を用いて説明しつつ、理解を促す。この一言は全てのプロセスが完璧だったからです。今日は「さすが先生」とまで言われて、この上なく嬉しかったですね。

 この学校には日本人は私しかいませんから、私が分からなければ誰も分からないし、学生も解決しないままモヤモヤすることになります。それだけは回避しなければならないので、常に私自身を最後の砦だと思ってます。







日本語教師のお仕事