駅切符売り場前での怪しい客引き

 ここは廊坊駅の切符売り場前です。この階段にいる二人のおじさんは、切符を買いに行くたびにいつもここにいます。「北京行く人いるかー」みたいなことを叫び続け、どうやらここから北京に行きたい人をタクシーで乗せていくんでしょう。でも、不思議です。切符を買いに来たということは、タクシーに乗らないということです。北京に行きたい人を客引きしたいのなら、切符売り場前よりも適した場所があると思いませんか? 

 学生に聞いたところ、そこには中国特有の事情が絡んでました。

 このおじさんたちは、新幹線に乗り遅れてしまった人を狙っているようです。そういう人たちは次の新幹線に乗るためにすぐこの切符売り場に切符を買いに来ます。でも中国では当日直前に切符を買おうと思ってもなかなか買えるものではありません。そのほとんどが売り切れです。だからこそこの客引きが成立するんですね。

 といっても、このおじさんたちはいつもここにいます。1日何人のお客さんを捕まえられるのか分かりませんが、普通に廊坊市内でタクシー乗り回していたほうが売り上げも高くなると思います。ということはこのおじさんたち、もしかしたらぼったくりかもしれません…。

 こういうよく分からない客引きには、交渉事に長けている中国人ならともかく、外国人は絶対についていかないほうが身のためですね。

中国での生活