平成23年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅱ 問題6解説

1番

 主語は「自転車通学のいいところ」ですので、述語は「運動ができるところです」というべきですが、「運動ができます」と言っています。主語と述語がねじれています。
 したがって答えはcです。

 

2番

 「駅前に出ます」が「駅前を出ます」となる誤りです。「を」と「に」の混同が見られます。
 したがって答えはdです。

 

3番

 「財布が落ちています」が「財布が落ちてあります 」となる誤りです。アスペクトの誤りです。
 したがって答えはaです。

 参考:ヴォイス・アスペクト・テンス・モダリティについて - アスペクト/相 (aspect)

 

4番

 「無理はありません」が「無理がありません」となる誤りです。助詞に誤りが見られます。
 したがって答えはdです。

 

5番

 「かざぐるま」を「かぜぐるま」とする誤りです。母音の交替が起こっていません。
 したがって答えはcです。

 

6番

 「何か月か前に」というべきですが、「何か月間か前に」と言っています。不要な「間」があり、これは助数詞です。
 したがって答えはaです。

 

7番

 「失われていきました」が「失っていきました」になる誤りです。受身表現を使っていません。
 したがって答えはbです。

 

8番

 「砂糖をいれないで」が「砂糖をいれなくて」となる誤りです。この誤った部分は付帯条件を表しています。
 したがって答えはaです。

 







平成23年度, 日本語教育能力検定試験 解説