平成24年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅱ 問題4解説

1番

 問1
 この留学生は、「面接しましょう」や「じゃあ失礼します」など、話を一方的に進めています。
 したがって問1の答えはdです。

 
 問2
 留学生の「ええ、なんですか、面接いいですか?」に対して、会社員が伝わっていないことに気付き、「はあ、電話では分かりにくいですよね」と話をそらしました。ここで用いられているストラテジーは回避です。
 したがって問2の答えはbです。

 

2番

 問1
 この留学生は相槌が少なく、話をちゃんと聞いているかどうか確認するため、大学生は「もしもし?」と聞いています。
 したがって問1の答えはcです。

 
 問2
 a 「しなきゃなんない」「しとかないと」「コピー機んとこで」など、縮約形を多用しています。
 b 「昼休み、図書館、コピー機んとこ」など、助詞の省略が見られます。
 c 「でさあ」などのイントネーションが上昇下降調です。
 d 婉曲表現は用いていません。

 したがって問2の答えはdです。

 

3番

 問1
 この留学生は「仕方がない」「時間を作る」など、終助詞を使用していません。
 したがって問1の答えはaです。

 
 問2
 始めは「していましたよね」や「入ってしまったんです」など敬体を用いていましたが、最後のほうは「どうかな」や「連絡するね」などに変わり、スピーチスタイルの変化が見られます。
 したがって問2の答えはaです。

 





平成24年度, 日本語教育能力検定試験 解説