【第13課】未成年の恋愛に賛成?反対?

 12月となりまして、残すところあと3回となりました。
 今回から試験月間とし、ディベート中の即興性、説得力を基に成績を決めることとしました。
 過去のディベートは考慮せず、今回を含めたあと3回のディベートで判断します。

 第13回目のテーマは「未成年の恋愛に賛成?反対?」です。

 まずあらかじめ決めておく必要があるのはこの2つ。
 ➀未成年とは何歳か。
 ➁恋愛の定義

 日本では20歳未満(19歳以下)を未成年者としますが、中国では18歳以下を指します。
 したがって今回は18歳以下、高校生以下を対象に討論してもらいます。
 また恋愛の定義ですが、今回は「付き合うこと」からが恋愛だとしました。

 いつも通り20分くらい作戦タイムを与えていざディベート!

 【賛成派】
 ・人間関係を学べる
 ・お互いの価値観を学べる
 ・未成年の時はみんな恋愛をしたい気持ちがある
 ・人類として正常なこと
 ・せっかくこの世界に生まれてきたのに、なぜ禁止をする必要があるのか
 ・未成年のうちに恋愛をすると、この時に様々な能力を養うことができる
 ・学校も親も反対すれば、子は駆け落ちするかもしれない
 ・法律的に許されている
 ・社会的な能力の向上につながる
 ・美しい思い出として一生残る
 ・大人は地位やお金、学歴などを見て恋愛するため、純粋な子供のうちに恋愛をすることはいいことだ
 ・本来恋愛は個人の自由であるべき
 ・恋愛は勉強に影響するかもしれないが、そもそも勉強するかしないかも自由であるため、それは問題ではない
 ・反対をすること自体が勉強に影響するのでは?
 ・子供の正常な成長に悪影響を与える
 ・幸せになる
 ・恋愛も勉強の一部である
 ・恋愛は精神的に成熟させる効果がある

 【反対派】
 ・学生の仕事は勉強である
 ・恋愛は勉強に対する注意力を分散させる
 ・中国では一般的に禁止されている
 ・お金がかかるし、学生は経済力がない
 ・成年の恋愛こそ本当の恋愛である
 ・中国の大部分の家族は反対をしている
 ・中国の性教育は発達していないので、恋愛を許すと危険性がある
 ・恋愛に費やすエネルギーは大きい
 ・恋人になる必要はなく、異性の友達という立場で十分だ
 ・成熟していない林檎は甘くない
 ・学生の自制力は若いゆえに欠如している
 ・健康に影響する
 ・知能が成熟しない
 ・失恋の時悲しい。これはきっと勉強に影響するだろう
 ・恋愛経験の必要はない
 ・一部の人は恋愛をするが、大多数の未成年は恋愛できていない
 ・未成年の恋愛を認めると、学校や親が正しい方向へ導くことができない

 
 学生にとってより身近なテーマでしたので、意見の交錯が激しかったです。
 このテーマを選んでよかったなと思います。

 以上、13回目の授業でした!

竜王戦を見るために…

 明日はいよいよ竜王戦2日目ですね!
 ですね!なんて言いましたけど、このサイトに来てくれている方々は何のことかさっぱりかと思います。
 これは日本の将棋の話です!

 2017年流行語にも「藤井フィーバー」がありましたが、今年は将棋がブームとなりました。
 藤井四段はそのブームの中心人物ですので、知らない方はぜひ調べてみてください!

 私は中国にいますが、連日ニコニコ生放送から見てます。
 今日も授業の合間にちらほら覗いてました。
 不思議なことにタブレットならVPNがなくても止まることなく見れるので嬉しいですね。

 さて、なんで突然こんな話をしたかと言いますと、実は明日は将棋界で歴史的な日となるかもしれないからです。

 将棋まったく分からない方のために簡単に言いますと、
 明日挑戦者の羽生棋聖が渡辺竜王に勝てば前人未到の永世七冠となります。
 永世七冠ってのは、もうそれはそれはすごいことです。

 そして私もその瞬間を必ずこの目で見たいと思ってます!

 しかし、残念なことに明日は午後2時から4時まで授業があります…。
 日本時間だと3時から5時。
 夕方だとお互い持ち時間を使い切っていて終盤ですから、対局が終わっていてもおかしくありません。
 だとするとその瞬間を見られないかも…

 どうしようどうしようと慌てふためいた結果、今日ひとつ解決策を見つけました。

 明日だけ他の先生と授業の時間を交換しよう!

 親しい先生にお願いしました。
 「明日午後は大事な用があるので、授業の時間を交換してくれませんか?」

 そしたら快諾してくれまして、私の授業が朝8時からになる代わりにその先生が午後2時からとなりました。
 こうすれば午後はずっと釘付けで観戦できますので、終局も観れるはずです!

 日本で働いていればこんなことは絶対できませんね…。
 とはいえやってることは良くないことですので、今後しないようにします。
 ごめんなさい。

 
 何はともあれ、羽生さん頑張って!
 中国からでも応援してます!!!

【第15課】挫折の経験

 2年生前期の授業、テーマは「挫折の経験」。

 学生から質問がありましたが、挫折と失敗はちょーっと違います。
 挫折はそれによって自信をなくしたり、心に大きなダメージを負ったりします。
 それゆえ人生のターニングポイントとなりやすく、思い出にも残りやすいです。

 20歳の学生たちに挫折の経験を聞くのはちょっと酷かもしれませんが、物は試しでやってみました。

 発表内容を紹介します。

 ・体育のバドミントンは最初簡単だと思ったけど、やればやるほど難しい。
 ・食べる、寝る、遊ぶばかりの日々
 ・数学が50点しか取れなかった
 ・大学生になりたての頃、ひどいホームシックになった
 
 以上の内容はとても挫折とは言えない内容でした。
 ちょっとしたことというと語弊がありますが、挫折には及びません。

 ・中学校の入学試験に失敗
 ・高校のクラス成績上位から、一気に下位5名にまで転落
 ・高3の大学入試
 ・中学校の時に退学をして1か月間引きこもっていた。

 これらは挫折といってもいい内容です。
 まさに人生を決めるターニングポイントとなっています。

 さらに、私が勝手ながら「天才」と称している一人の男子学生がまたもや素晴らしい発表をしてくれました。
 内容をメモってきましたので、ぜひ読んでみてください。

 今年の10月18日、私と彼女は別れました。
 あの日雨が降っていました。
 10月19日、授業がないので友達と天津に行きました。
 友達とたくさん話して、遊びました。
 21日に帰りました。私にとって新しい1日です。
 この挫折で色々勉強します。
 感情が新しくなりました。
 そして、彼女にありがとうです。

 詩的ですらあるこの内容。
 ぐっと心を掴まれたのは「あの日雨が降っていました」の一文です。
 当時の心を表しているようで、急に彼の世界観に迷い込んだ感じさえします。

 彼には特別なものを感じます。
 今後に期待ですね!