蝿がうるさい!

 教案というか、ちょっとした小話。
 飛んでいる蝿を箸で掴んだという逸話が残る剣豪宮本武蔵。教室に湧いてきた蝿を見て、脱線してこの話をしました。驚異的な動体視力と反射神経で可能となったようですが、本当にできたとしたらやはり剣豪の称号は伊達じゃないですね。

 この話に付随して、「うるさい」の話を思い出しました。
 通常平仮名で書くうるさいですが、漢字が存在します。

 一つは「煩い」
 これは中国語でも意味が似通っているので分かりやすいです。

 そしてもう一つは「五月蝿い」
 5月の蝿が煩わしくてうるさいと読んだのでしょう。

 これを紹介したところ、意外にも大きな反応がありました。
 ただ、紹介したのが6月1日だったというのが悔やまれます!!!

 来年の5月中には必ず…

自慢話

 2年生後期会話の授業もあと3回となりました。今回のテーマは「自慢話」です。幸運だったこと、ついてること、自分の能力が高いことを他人にわざと教えて見せびらかすことが「自慢」です。何を話せばいいか全く分からなくて困ってる人が数人いたんですが、「別の人はできないけど、自分はできること」「他人よりもすごく得意なこと」と言い換えると考えやすそうでした。

 ・高校時代、歴史、地理、政治の成績がとんでもなく良かった。
 ・体育のバスケのテストで、25人中2人しかいない満点を取った。
 ・大学入試で数学の点数が思いのほかよくて、この大学に入ることができた。

 テストの点が良かったと自慢する人が比較的多かったです。このあたりは中国らしいなと思いました。

 その他です。
 ・小3から今までずっと両親から離れて暮らす。
 ・テストのある問題が全く分からなくてあてずっぽうで書いたら全部当たった。
 ・運動はなんでもできる。
 ・心が自由で、何かしたいときはすぐ実行する。

 ウエストがくびれている
 彼女の自慢は痩せている自慢でした。腕を腰の反対側にまわして臍を触ることができる。ダイエットに日々励む学生たちに対する強烈な自慢ですね。教室中みんなやってみたんですが、やっぱりできる人できない人がいました。

 歌が一番上手
 開口一番で「私は歌が一番上手です。」こういったある学生は、「一番」の部分を強調して言ったことと、まさに自慢話するためにある自信満々の表情と相まって、それを聞いている学生たちの笑いを誘いました。発表が終わった後に「どの範囲で一番上手?」という質問をしたら、始めは学校一、河北省一って言ってたんですけども、最終的には同じ寮の人たちによって「寮一上手」まで落ち込み、ここでもすっごく盛り上がりましたね。最後には実際に日本語のを一曲歌い上げ発表終わり。教壇に立つだけでここまで人の注意を集められる彼女には、何か天性のものを感じますね。

 自慢という内容は難しいですけど、今振り返ると良いテーマだったなと思います。
 以上、今週の会話でした。

願い事が一つ叶うなら?

 2年生の会話の授業、「願い事が一つ叶うなら何を願う?」をテーマとしてみました。条件は一つだけ。複数個の願いはダメです。現状を一変する願い、過去を変える願い、自分のために使う? それとも他人、世界のために使う? あらゆる方面に応用が利きます。

 そして今回からは少しレベルアップ! 発表が終わったら今まで私がしていた質問を、学生にしてもらうことにしました。時間にも限りがあるので、一人に対して2つの質問とします。これが発表をより積極的に聞く姿勢に繋がり、もっと良い雰囲気になりました。

 ざっくり分けて、自分以外を対象にした願いを述べたのは3人。
 ・おじいちゃんの末期胃がんを治す。
 ・世界平和
 ・両親の健康より大切なことはない。

 ついつい自分の願望に目を向けがちなんですが、こういう視点が私になかったことに気付かされました。いずれも感動されられる話でしたね。

 ・大学を選ぶあの時に戻りたい。
 ・未成年になりたい。
 ・お年寄りの時に家族に迷惑をかけないため、行動能力が欲しい。
 ・兄や姉が欲しい。
 ・1000万元ほしい。
 ・家に帰って魚を食べたい。

 今回も2つ面白かったのを紹介します。

 300年後くらいまでずっと生きて、あの時の生活を知りたい。
 不老不死というわけではないんですが、可能なら今の状態のまま年を取って、数百年後の未来を自分の目で見たいという人がいました。この発表内容には多くの質問が飛び交いました。「友達はみんな死んでいくのは耐えられないと思います。」 確かに、300年も生きたら全ての友達は自分より必ず先に死にますね。想像するに、周囲には自分の家族しかいなくなるかもしれません。

 高校時代のあの人と写真を撮りたい。
 彼女は発表の中で5、6回も「あの人」と言いました。まるでわざと質問を誘うかのような感じです。「あの人」というだけで、具体的にどんな人かを一切言わないあたり、間違いなく狙っていますね。投げかけられた質問は当然ながら「あの人って誰?」でした。「あの人」とは現在の彼氏であり、高校時代一緒に写真を撮ったことが無かったそうです。思い出として撮りたい。そういう願いでした。

 以上、2年生の授業を振り返りました。