友達をベタ褒めしよう!

 2年生昨日の授業は「他人を褒めよう!」
 他にもいくつか教案があったんですが、突然思い付いたことに縁を感じて急遽これにしました。結果的には大大大成功!! 紹介したいと思います。

 まず、学生を2人1組にさせます。奇数なら3人1組にしたり、先生と組ませたりすると良いかもしれません。私はちょっと恥ずかしかったので3人グループにしました。

 そのペアをそれぞれ真横に座らせて、お互いを見つめてもらいます。
 「AさんはBさんの目を、BさんはAさんの目をずーっと見て!」
 まじまじと見つめられる人もいれば、恥ずかしくて笑っちゃう人もいたり面白かったですね。中には長い時間ポーカーフェイスでできるペアもありました。すると学生達は「これはどういう意味?」と聞いてきたので、ここでようやくテーマ発表。
 「他人を褒めよう!」
 ちゃんと相手を見ないと分からないよね? と見つめさせた意味を教えます。

 次に5分ほど時間を与え、紙に相手の良いところを10個書いてもらいます。箇条書きでもかまいません。すんなり10個書いてみせる人もいれば、考えて考えて絞り出すような人もいます。そんな人には「小さいことでもいいよ」と言ってあげたら視点が変わったみたいでどんどん出てくるようになりました。

 ほとんどの人が書き終わったら次の段階。
 この10個の良い所をまとめて発表形式の日本語にします。ここで重要なのは、「一つ目は可愛いところです。二つ目は魅力的なところです。…」とただ羅列して言うだけではなく、どうして可愛いと思ったのかの具体的なエピソードを付け足します。いつ、どこで、どんなことをしたから私は相手を可愛いと思ったんだよとか、こういう仕草が…という”根拠”があればもっと説得力のある良い発表になりますよね。

 ここまでで50分経過。休憩時間を挟んで発表内容を考えてもらいました。

 発表では12人で35分くらいかかりました。一人2分以上話してくれて、予想以上に良い出来! 目標は1分と言ったんですが、良い所を話そうと思ったら1分じゃ足りないみたいですね。発表中褒められている人は恥ずかしくて笑っていたり、発表の内容に「そうそう!」と同意する声もあったりと、終始良い雰囲気でできました。

 私が知らない学生の一面を知ることができましたし、かなり手ごたえのある教案になったと思います!

試験中、何をしてはいけませんか?

 今日は1年生に「~してはいけません」を教えました。意味は禁止で、その前に動て形が接続されます。前学期別の先生の授業で既に勉強してますが、使う場面が多い文法なので再度私の授業でもやることにしました。て形の複雑な変化の復習にもなりますからね。

 まずは動詞の基本形からて形への変換を練習します。好きに動詞を言わせて、そのて形も言わせる。全員やれば多くのパターンのて形を復習できると思います。

 そしたら、て形と「してはいけません」の接続の練習。
 「書く」→「書いて」→「書いてはいけません」
 「する」→「して」→「してはいけません」
 「死ぬ」→「死んで」→「死んではいけません」
 こんな感じです。

 ここからが「~してはいけません」の本編。用意した練習問題は3つ。

 「図書館で、何をしてはいけませんか?」
 考えなくてもすぐ分かることがいくつかありますね。1年生の反応も速かったです。例えば、話してはいけません。食べてはいけません等々。5つくらい挙げてもらいました。4つ目にはもう考え付かなかったのか、タバコを吸ってはいけませんとか、バスケをしてはいけませんとか、もはや図書館と全く関係ないことを言い出してみんな爆笑。私もちょっと立っていられないくらい腹抱えて笑ってましたね~

 「寮で、何をしてはいけませんか?」
 図書館よりも少し難易度が高め。料理をしてはいけません、ドライヤーを使ってはいけません、バスケをしてはいけません等々でした。もうここでもバスケが出ている時点で、学生達もツボにはまっていたんですね。

 「試験中、何をしてはいけませんか?」
 ・話してはいけません。
 ・携帯を使ってはいけません。
 ・ダンスしてはいけません。
 ・他人の答案を見てはいけません。

 特にカンニングの話の時はすごかったです。先々週勉強した「~したことがありますか?」が役に立ちました。あるかどうか聞いてみたら、80%くらいの人がカンニングしたことがあると挙手。ちょっと方法を聞いてみたら、カンペ用意したり、手に書いたりと、やっぱり国は違ってもやる方法は同じでした。堂々と携帯を机に置いて見たりする豪快な女の子もいました。本当はダメなことなんですが、ダメだよ!って強く怒らないほうがいいですよね。教室の雰囲気のために。

 そして今回のテーマは「家の中の教育」
 お父さんお母さんからの教育で「~してはいけません」というものがあるかどうか。理由も付け足すよう促しました。

 ・夜8時から出かけてはいけません。
 ・嘘をついてはいけません。
 ・お酒を飲んではいけません。
 ・恋愛してはいけません。
 ・一人で遠い所へ行ってはいけません。
 ・パソコンのゲームをしてはいけません。
 ・食事の時、テレビを見て(話して)いけません。
 ・テレビドラマを見てはいけません。
 ・喧嘩をしてはいけません。
 ・入れ墨を入れてはいけません
 …
 女の子一人ですから、夜は危ないですね。
 恋愛やゲーム、テレビを見てはいけない理由はいずれも勉強のためでした。
 お酒を飲んではいけませんと教育されながらもお父さんは飲んでいたり、面白い家庭環境の学生もいました。
 
 これで2時間ピッタリ。
 改善の余地はまだちょっとありそう。今は思いつかないけど。

雨の日にしかできない傘の小話

 今日朝起きたら雨+濃霧で、久しぶりに悪い天気でした。今学期ここに戻ってから初めての雨です。天気が悪い時って学生の気分も何かと落ち込んでて、授業の雰囲気も悪くなりがち。今朝授業に向かう道中で”雨と関係した話題”で授業冒頭何か盛り上げることができないかなーと考えながら歩いてたんです。そしたらなんと、教室に着いた瞬間、辺りにたくさん置かれている傘を見てパッと閃きました!

 傘で色を学ぼう。
 「みなさん傘はありますか?」から開始。
 一人ひとり傘の色を聞いていきます。青、黒、ピンク、緑、紫… いろんな色がありましたね。15名いたのでかなり種類がありました。一つずつ黒板に書いていき、色の名前を確認してもらいます。中には模様がある傘もあり、教室で差して見せてもらったりもしました。

 最後に私の傘も紹介。折りたためないタイプの薄い黄色。中国のほとんどの学生は折りたたみ傘を使っています。日本よりも使用率は遥かに高いと思いますね。このあたりの違いも教えたりしました。

 今思い付いたんですが、相合傘のお話をしても面白いんじゃないかな? 私はその時思いつきませんでしたが、あとで2年生にやってみたいと思います!

 時間にして5分くらい。雨の日ならではの掴みって感じですね~
 今日はなんか頭が冴えてる!