日本語教師のお仕事

 質問を頂きました。
 とある参考書に書かれている問題で、それによると答えは「2」だそうです。
 しかし、一目2は間違っている気がしますね。

 問題集が間違っていることはざらにあります。
 だからこそ「気がする」で終わってはいけません。ちゃんと考察してみました。

 
 心構えとは、物事に対処する(事前からの)心の用意のことです。
 この意味から見ると1と3は全く違うことが分かり、2と4は問題無さそうに見えますね。
 それを踏まえて、1は「~がある」、2は「~が決まる」、3は「~だった」、4は「~が大切」に接続できる適切な単語が必要です。思い付く限りの単語を挙げてみました。

心構え
1 石川さんがこんなに親切にしてくれるのは、何か【裏/企み/思惑】があるんじゃないだろうか。
2 上司から海外赴任を打診されたが、なかなか【覚悟】が決まらない。
3 今年中に家を買って引っ越す【つもり/予定/計画/算段/手筈/段取り/腹積もり】だったのに、まだいい物件が見つからない。
4 金銭トラブルに遭わないようにするには、日ごろの【心構え】が大切だ。

 1の文からは石川さんの悪い計画が感じ取れます。(それ以外の考え方に気付かないだけかも)
 2は「覚悟」しかないと思われます。
 3は「つもり/予定」と同じ意味であれば大体正解でしょう。
 4が正しい答えです。

 今日の面白い質問でした。

日本語教師のお仕事

 今月末に3名の学生が姉妹学校への短期留学へ行きます。
 毎年1名の先生が同伴して2週間楽しんでくるわけですが、今年はどうも様子がおかしいようです。

 出発まであと4日しかありませんが、その同伴する先生のビザが未だに取得できていないのです。
 こんな状況では大学としても行かせられるはずがありません。
 責任の所在も曖昧で、もし何か不測の事態が起こった場合に大問題になりかねません。

 しかし大学側の判断は常軌を逸してます。
 まず学生3人で行かせて、ビザ取得後に先生を追って行かせるというもの。
 私はただちに中止するべきだと思います。
 学生の日本語能力を信用するとかしないとか以前の話で、こちらの大学全体の信用問題です。

 向こうの大学にも当然お出迎えしていただける先生がいらっしゃるはずですが、こちらはそれに対して学生しかいないというのはあまりにも失礼です。また、もし万が一事件に巻き込まれたり等あれば誰かのクビが飛んでもおかしくありません。
 向こうの大学へ突然中止を申し入れるのが面倒だとか迷惑をかけるとかそのような理由で強行しているんでしょうけれども、まさかここまで杜撰で無責任だとは思いもしませんでした。

 私に止める権利はありませんから歯痒いのですが、とにかく何事もないことを祈り、来年以降はちゃんとビザ申請を早めて欲しいと思います。

日本語教師のお仕事

もし嘘偽りない答えを聞くことができるなら、誰に、何を聞きますか?
質問は3回までできます。

 何かの本に書いていた内容だそうです。
 今日の3年生との会話ではこんな内容の質問がたくさん。
 こんなことを突然聞かれて頭が真っ白です。数分考えても何にも答えが見つからなかったのですが、みなさんならどうしますか?

 その学生は2人ともこのように答えました。
 未来の旦那さんに「私を愛していますか?」と聞く。

 なるほど…

 私はこんなこと全く思い付きませんでした。
 相手を信じていれば聞く必要はないはずですが… もし期待した答えでなければ離婚すると言ってました。
 まさに諸刃の剣です。真実しか話せないのも困ったものです。

 この質問はもちろん恋愛に限ったことではありません。
 いろんな使い方ができると思いますが、使い方はその人次第。
 なんだかこの問題を通して、「嘘」の汎用性を再認識させられますね。