【第0課】作文の授業構成(構想中)

 2018年3月から1学期だけ作文の授業を担当することになりました。

 来学期まではまだ時間がありますが、作文の担当経験は少ないのでちょっと不安。
 とりあえず思いついたことをここにまとめておきます。

クラス内交換日記

 これは宿題形式でやろうと思っていることです。

 まず私がノート3冊用意します。
 大きさは日記帳に適したサイズで、100ページ以上あるもの。
 1週間のうち月曜から金曜までの5日間、一人ひとり手渡しで交換して日記を書いていきます。

 書く内容は大きく3つ。
 ➀前回書いた人からの質問に回答する
 ➁今日の自分自身の日記
 ➂次回書く人への質問

 1ページで3つの内容を書いて、次の人へ渡します。

 クラスは30人ほどでノートは3冊。1か月で20回くらいやり取りすることになるかと思いますので、一人当たり1か月平均2回書く機会があります。

 平日は基本的にみんな同じ授業を受けて顔を合わせますので、忘れなければ手渡しすることが簡単にできます。週末を除外したのはこのような理由です。

 次誰に渡すかは私があらかじめ決めておいて、それぞれのノートの最初のページにまとめておきます。

 毎週1回ある作文の授業では、3冊とも全部いったん回収して進捗状況を確認します。
 確認したら、次しかるべき人にまた手渡して継続。
 これを学期末まで繰り返します。

 かなり面白い試みになるんじゃないかなと思ってます!!

 

日本語4級試験の過去問

 授業中に作文を書いて提出することになりますが、その際のテーマは日本語4級試験の作文のテーマを参考にしようと思います。
 つまらないテーマだったらその都度変えるかもしれませんけど。

 形式も4級のものに従い、後半50分を使って書き切ってもらいます。
 350字~400字、文体(常体・敬体)

 第1課 旅行の楽しみ
 第2課 楽しかった一日
 第3課 父の日に際して
 第4課 好きな季節
 第5課 買い物
 第6課 私の趣味
 第7課 私の悩み
 第8課 忘れられない一冊の本
 第9課 携帯電話
 第10課 自然を守ろう
 第11課 ゴミを減らそう
 第12課 ペット
 第13課 友情
 第14課 私の母
 第15課 アルバイト

 この方法だと後半50分は無言の授業になっちゃいますが、学生が書くことに集中している時は、教師は何もしないほうがいいと思います。

 

制約作文

 テーマに即した作文を書いてもらいますが、ただ書くだけでは進歩が見込めません。
 ですから覚えている文法や単語を使わせようと思います。

 特に2年生の場合はN2や4級が視野に入ってきますから、このレベルの文法や単語ですね。
 名付けて「制約作文」です。
 (書き方などの形式を指定するのは条件作文と言うそうです。)

 例えばこのような感じ。
 ・文法を一つ指定して、それを文中で必ず使わなければならない。
 ・諺を必ず1つ使う。
 ・「~ような」「~みたいな」等で比喩を使わなければならない。
 ・外来語を3種類以上使う。
 …

 「作文でも書けない言葉は絶対話すことができない」なんて言葉を聞いたことがあります。
 その文法を使うためにはどのような構成にすればいいのかなど、書く以外の部分にも注意させることができると思います。

 

作文の訂正方法について

 授業中の書いてもらった作文は回収して、次回までに訂正し返却します。

 どこが間違い、どのように書くべきだったのかを教師が書いてしまうと、学生自身で考える機会が減ってしまいます。
 なので、間違っている部分には間違いに応じた色で示すだけにして返却します。

 学生はその部分を自ら正しい日本語に直し再提出。
 その作文が完璧になるまで提出と返却を繰り返します。

 ちゃんと読んでいることを表すためにも、作文の最後には教師からのコメントを書こうと思います。

 提出状況は記録しておき、最後成績に反映させます。
 一字一句訂正していると教師側の負担も増えますので、この方法はお互いにとって良い気がします。

 

作文を書きたい気持ちを醸成する

 授業後半50分で作文を書くのですが、では前半50分は一体何をするかです。

 今考えているのは、ちょっとしたグループディスカッションのようなものです。
 テーマを与えてさあ書いて!というと戸惑いますから、まずはクラスないしグループで意見を共有させます。
 そこで必要な語句なども確認するといいと思います。また同時に書きたい気持ちを醸成できます。

 そのためには賛否が分かれるテーマを選ぶ必要があるんですが、実は2年生後期の会話の授業ではグループディスカッションを行います。
 この辺り、内容が少し被っているのはどうしようかというところです。

 ちなみに作文の授業には教科書があります。
 私が担当するのは第三章第三課からとなっています。

第三章 第三課 手紙の書き方
第四課 手紙の種類
第五課 日記の書き方

第四章 第一課 説明文の書き方
第二課 感想文の書き方
第三課 記録文の書き方

第五章 第一課 スピーチの書き方
第二課 レポートの書き方
第三課 論文の書き方

第六章 第一課 事務文書の書き方
第二課 実用文書の書き方
第三課 ビジネス文書

  これを優先するかどうかはまだ分かりません。

 

その他

 履歴書
 ラブレター
 日本人への手紙
 未来の自分への手紙

 ➀私の意見
 ➁まず(第一に)
 ➂次に(第二に)
 ➃それから(第三に)
 ➄最後に(第四に)
 ➅だから(このような理由で)