2年生前期会話

 まだ4月だというのに暑いですー。先週末は32度だったそうで天気予報を見て驚愕し、その日は寮にずっといました。春は2週間もなく過ぎていったって感じですね。

 さて、2年生会話の授業ですが、今週のテーマは「過去一番強い印象の記憶」です。
 最も印象に残っている記憶をスピーチしてもらいます! 前回と同じく、要点のみをメモして発表する形式です。

 強く残る印象ということで、それぞれが特別な記憶を紹介してくれました。
 詳しく紹介できるような内容はあんまりなくて、中には途中で鮮明に思い出して泣き出す女の子もいたりと、なんだか有意義な授業になったと感じてます。

 記憶がないので「私に彼女がいた」という記憶をでっちあげスピーチした人もいました。架空の彼女との妄想は想像を絶し、「真っ暗闇の中、彼女の唇の温度を感じた。」まで言ったところで「嘘です!!!」と叫んでスピーチを終える。彼は聞き手の注意を集めるファンタジスタ。内容は結構生々しかったんですが、レッドラインを越えずにギリギリ笑いに換えられる雰囲気作りも上手ですね。

 50分で15名発表し切れませんでした。一人3分以上話している計算ですから、相当スピーチ能力が伸びてきているなと感じてます。ここで一人2分以内にして!なんてまた制約を与えるとやる気を削ぎ兼ねないので、話したければ話したいだけ話してもらうようにしてます。時間がなくなった分は来週に持ち越せばいいですからね。

 さて、来週はどうしましょうか。新しいテーマを準備したいと思います。

2年生前期会話

 2年生後期会話の授業、今週は「運動の面白さ」です。
 女の子が多いので運動の面白さを伝えられるかどうか不安でしたが、個々人興味のあるスポーツがあったり、体育の授業で何かしらしていましたので問題ありませんでした!

 運動だけではなく、スポーツでも良いです。
 中国の卓球やバドミントンの強さを紹介してもいいし、自分の好きなスポーツの面白いところでもいい。学生達はメジャーな卓球、バスケをはじめ、太極拳、体操など紹介してくれました。

 以前の授業では、1分程度の発表を目標に話したいことを全て紙に書き出して、実際の発表ではそのメモを読む形式をとっていました。会話の授業でありながら多少作文の要素も混じっていたんですが、最初ですから大目に見ていたところです。しかし今回からは少し難易度を上げ、話したいことを一字一句書き出すのではなく、要点のみメモするという形式にしました。発表中に言いたいことを忘れた要点のみ書かれたメモを見て、その場で言葉を作り出す。これによって「読む」から「話す」に移行することができます。「読む」という状態は機械的で、常に自分の用意した紙ばかり見るので発表に適していません。一方「話す」ことは能動的なのでより人間らしい発表になりますね。

 今までは発表前に一字一句準備していたのを突然この方式に変えるわけですから、難しいと感じる学生も多くいます。通常1分くらいの発表を目標としていたんですが、今回はせめて30秒くらいやってみようと、時間のハードルを少し下げました。これでバランスが取れるかなと思ったからです。

 結果、なんといずれの学生も1分以上発表してしまいました! ちょっと予想外。
 「話す」のは綿密な準備が無いので、「読む」より比較的スピードが遅くなります。これが原因で発表自体の時間も延びました。また、話したい内容をメモのみに留めておいたことで、発表中咄嗟に思いついた内容を突然語り出したりと、より自由度が増したように思います。

 今後1か月くらいはこの「要点だけメモ形式」でやってみて、その後はまた難度を上げるつもりです。次はメモなし。最後の目標は即興!

2年生前期会話

 2年生昨日の授業は「他人を褒めよう!」
 他にもいくつか教案があったんですが、突然思い付いたことに縁を感じて急遽これにしました。結果的には大大大成功!! 紹介したいと思います。

 まず、学生を2人1組にさせます。奇数なら3人1組にしたり、先生と組ませたりすると良いかもしれません。私はちょっと恥ずかしかったので3人グループにしました。

 そのペアをそれぞれ真横に座らせて、お互いを見つめてもらいます。
 「AさんはBさんの目を、BさんはAさんの目をずーっと見て!」
 まじまじと見つめられる人もいれば、恥ずかしくて笑っちゃう人もいたり面白かったですね。中には長い時間ポーカーフェイスでできるペアもありました。すると学生達は「これはどういう意味?」と聞いてきたので、ここでようやくテーマ発表。
 「他人を褒めよう!」
 ちゃんと相手を見ないと分からないよね? と見つめさせた意味を教えます。

 次に5分ほど時間を与え、紙に相手の良いところを10個書いてもらいます。箇条書きでもかまいません。すんなり10個書いてみせる人もいれば、考えて考えて絞り出すような人もいます。そんな人には「小さいことでもいいよ」と言ってあげたら視点が変わったみたいでどんどん出てくるようになりました。

 ほとんどの人が書き終わったら次の段階。
 この10個の良い所をまとめて発表形式の日本語にします。ここで重要なのは、「一つ目は可愛いところです。二つ目は魅力的なところです。…」とただ羅列して言うだけではなく、どうして可愛いと思ったのかの具体的なエピソードを付け足します。いつ、どこで、どんなことをしたから私は相手を可愛いと思ったんだよとか、こういう仕草が…という”根拠”があればもっと説得力のある良い発表になりますよね。

 ここまでで50分経過。休憩時間を挟んで発表内容を考えてもらいました。

 発表では12人で35分くらいかかりました。一人2分以上話してくれて、予想以上に良い出来! 目標は1分と言ったんですが、良い所を話そうと思ったら1分じゃ足りないみたいですね。発表中褒められている人は恥ずかしくて笑っていたり、発表の内容に「そうそう!」と同意する声もあったりと、終始良い雰囲気でできました。

 私が知らない学生の一面を知ることができましたし、かなり手ごたえのある教案になったと思います!