2年生前期会話

 2年生後期会話の授業もあと3回となりました。今回のテーマは「自慢話」です。幸運だったこと、ついてること、自分の能力が高いことを他人にわざと教えて見せびらかすことが「自慢」です。何を話せばいいか全く分からなくて困ってる人が数人いたんですが、「別の人はできないけど、自分はできること」「他人よりもすごく得意なこと」と言い換えると考えやすそうでした。

 ・高校時代、歴史、地理、政治の成績がとんでもなく良かった。
 ・体育のバスケのテストで、25人中2人しかいない満点を取った。
 ・大学入試で数学の点数が思いのほかよくて、この大学に入ることができた。

 テストの点が良かったと自慢する人が比較的多かったです。このあたりは中国らしいなと思いました。

 その他です。
 ・小3から今までずっと両親から離れて暮らす。
 ・テストのある問題が全く分からなくてあてずっぽうで書いたら全部当たった。
 ・運動はなんでもできる。
 ・心が自由で、何かしたいときはすぐ実行する。

 ウエストがくびれている
 彼女の自慢は痩せている自慢でした。腕を腰の反対側にまわして臍を触ることができる。ダイエットに日々励む学生たちに対する強烈な自慢ですね。教室中みんなやってみたんですが、やっぱりできる人できない人がいました。

 歌が一番上手
 開口一番で「私は歌が一番上手です。」こういったある学生は、「一番」の部分を強調して言ったことと、まさに自慢話するためにある自信満々の表情と相まって、それを聞いている学生たちの笑いを誘いました。発表が終わった後に「どの範囲で一番上手?」という質問をしたら、始めは学校一、河北省一って言ってたんですけども、最終的には同じ寮の人たちによって「寮一上手」まで落ち込み、ここでもすっごく盛り上がりましたね。最後には実際に日本語のを一曲歌い上げ発表終わり。教壇に立つだけでここまで人の注意を集められる彼女には、何か天性のものを感じますね。

 自慢という内容は難しいですけど、今振り返ると良いテーマだったなと思います。
 以上、今週の会話でした。

2年生前期会話

 2年生の会話の授業、「願い事が一つ叶うなら何を願う?」をテーマとしてみました。条件は一つだけ。複数個の願いはダメです。現状を一変する願い、過去を変える願い、自分のために使う? それとも他人、世界のために使う? あらゆる方面に応用が利きます。

 そして今回からは少しレベルアップ! 発表が終わったら今まで私がしていた質問を、学生にしてもらうことにしました。時間にも限りがあるので、一人に対して2つの質問とします。これが発表をより積極的に聞く姿勢に繋がり、もっと良い雰囲気になりました。

 ざっくり分けて、自分以外を対象にした願いを述べたのは3人。
 ・おじいちゃんの末期胃がんを治す。
 ・世界平和
 ・両親の健康より大切なことはない。

 ついつい自分の願望に目を向けがちなんですが、こういう視点が私になかったことに気付かされました。いずれも感動されられる話でしたね。

 ・大学を選ぶあの時に戻りたい。
 ・未成年になりたい。
 ・お年寄りの時に家族に迷惑をかけないため、行動能力が欲しい。
 ・兄や姉が欲しい。
 ・1000万元ほしい。
 ・家に帰って魚を食べたい。

 今回も2つ面白かったのを紹介します。

 300年後くらいまでずっと生きて、あの時の生活を知りたい。
 不老不死というわけではないんですが、可能なら今の状態のまま年を取って、数百年後の未来を自分の目で見たいという人がいました。この発表内容には多くの質問が飛び交いました。「友達はみんな死んでいくのは耐えられないと思います。」 確かに、300年も生きたら全ての友達は自分より必ず先に死にますね。想像するに、周囲には自分の家族しかいなくなるかもしれません。

 高校時代のあの人と写真を撮りたい。
 彼女は発表の中で5、6回も「あの人」と言いました。まるでわざと質問を誘うかのような感じです。「あの人」というだけで、具体的にどんな人かを一切言わないあたり、間違いなく狙っていますね。投げかけられた質問は当然ながら「あの人って誰?」でした。「あの人」とは現在の彼氏であり、高校時代一緒に写真を撮ったことが無かったそうです。思い出として撮りたい。そういう願いでした。

 以上、2年生の授業を振り返りました。

2年生前期会話

 2年生の会話の授業で、今回のテーマは「恐怖体験」。
 自分が過去にした恐怖を感じる体験を自由に話してもらいます。「恐怖」という感情は実は結構多くあります。
 まず思い浮かぶのはお化けを見たとき等の恐怖かもしれませんが、例えば死にそうになるとか、追いかけられるとか、不思議な体験とか、恐怖は人によって様々です。

 まずは私が学校の花子さんについて話しました。
 3回の女子トイレの3番目、花子さんの呼び方まで忠実にです。
 ドアをノックするあたりで笑いと悲鳴が混ざった変な感じになりましたね。

 わざと電気を消したりカーテンを閉めるなどするとより良いです。
 怪談話する雰囲気が作れますので、ちょうどいいと思います。

 お化けを見たと話した学生は意外にも2人しかいませんでした。

 ・赤い服の女の子が自分にしか見えない。
 ・賭博に近いことをして警察に追われたことがある。
 ・毎回夢の中で体が落ちる感覚がある。
 ・お化け屋敷
 ・夢の中で死んだおばあさんに会う。
 ・大雨の日
 ・一人夜道で突然「おい!」と呼び止められる。
 ・鏡の中の自分
 ・高校時代、先生に怒られる。
 ・蛇が突然現れる

 特に印象的な2つの話を紹介します。

 プールで溺れて呼吸ができない。
 彼女がプールで遊んでいたとき、足が床に着かなくなって溺れてしまいました。水の中では当然呼吸できず、死への恐怖を感じたようです。水深は120cmでしたが、驚くことに彼女はその時160cm後半。冷静になれば溺れることはないんですけど、こういう時は正常な判断ができなくなるものなんですね。ちなみに彼女は泳げません。

 昔の自分の写真
 昔の自分の写真を見ると、すごく恐怖を感じるようです。具体的にどこに恐怖を感じるかというと、あの時の髪、あの時の服、あの時の雰囲気、全てが怖いとのこと。彼女は発表の中で「黒歴史」と言いました。黒歴史を振り返る時のあの感情、怖いと表現した彼女の感性に感服です。

 こうやって見返してみると、みんな中々ユニークな話をしていますよね。もともとのテーマが「恐怖体験」だと想像できないくらい個性的です。