2年生前期会話

 2回目のスピーチコンテストを行いました。
 2週間前から「次回は先生呼ぶよー」って学生を脅したものの、真面目に準備させるための嘘でした。
 代わりに4年生2人を呼びましたが、4年生がいるだけでも2年生は十分緊張します。
 厳しいかもしれませんが、練習の段階でしっかり緊張させてあげることが重要です。


 

スピーチコンテストのルール

 テーマは「失敗から学んだこと」と「不思議」の2つから1つを各自選ぶ。
 時間は2分30秒以上3分未満で行う。
 2分30秒に満たない場合、3分を超えてしまった場合は減点
 4年生の学生2人を審査員として招き、教師を含めて3人で採点する。
  (使用したスピーチコンテストの採点表を置いておきます。)
 「発音」「表現力」「独創性」「スピーチの構成」「印象点」の5項目でそれぞれ20点。合計100点。
 スピーチの時間で減点となった場合、どの程度減点するかは各審査員の判断に任せるものとする。
 審査員3人の平均を総合得点とし、その得点で順位を決める。
 優勝者には優勝賞品。(いつもの高級チョコを用意しました)
 プレゼン開始時にベルの音1回鳴らし、2分30秒後にもう1回、3分後に2回鳴らす。
 ベルによるタイムキープはアプリのプレゼンベル究 (タイマー・アラーム付)を使いました。

 

授業の流れ

 今回は2回目のスピーチコンテストなので、ルール、スピーチの始まり方、終わり方などの説明一切を省きました。
 すぐ人数分の数字が書かれたクジを引かせてスピーチの順番を決めました。
 その順番を黒板に書いておきます。

 その後は10分くらい最終準備の時間を与えて開始。
 審査員は教室前列に座り、29名で1時間半くらいかかりました。

 

スピーチ終了後

 全員のスピーチが終わりましたら、審査員3人別の部屋で集計作業です。
 前回は手作業で計算していたのですが、今回はエクセルを使って時短しました。

 集計作業が終わったら、結果発表の前に審査員を担当した4年生2名からアドバイス
 いろいろためになる話があったと思います。

 そして結果発表。
 5位から順に点数と共に発表していきます。
 1位には用意した商品を手渡して、教師の総評をして終わりです。

 

総評

 スピーチを聞いてもらうためには独創性も必要です。
 テーマ「失敗から学んだこと」を選んだ人たちの多くは、「失敗は成功の母」という言葉を多用していました。他の人も言いそうなことは回避して、自分の経験や体験から話していくことが求められますね。

 以上です。とても有意義な授業でした。

日本語教師のお仕事, 2年生前期会話, スピーチと弁論

ビブリオバトルの公式ルール
 
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。

 -公式ルール – 知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトより

ビブリオバトルは授業でもできそう

 参加者が本を5分で紹介し、どの本が読みたくなったかをディスカッション後の投票によって決めるビブリオバトル。これは授業でもできそうですね。この形式なら1週間ほど準備させると2年生でもできるはず。
 要するにプレゼン大会で、スピーチ能力を高めるためなら絶好の教案になりえます。

 

スピーチの授業に応用してみる

  1.みんな5分で〇〇を紹介
  2.全員で意見共有
  3.投票
  4.勝ちを決める
  5.次回のテーマを教える
  6.授業終わり

 あとは〇〇の部分に毎週違うものを用意できればスピーチの授業になりえます。15回分くらい案を出せたらこの形式で一学期続けられそうですね。

 本、歌、アイドルとかかな。パワポを用意させてもいいですね。その場合はもっとジャンルが広くてもよくなるはずです。

 スピーチの授業で困っている方がいたらぜひやってみて感想を教えてください。

2年生前期会話

 今回も面接をやってみました。前回に引き続き2回目です。
 まだ2年生ということもあり就職活動などを意識するにはまだ早いのですが、この課は面接のイロハを身に付けることではなく、双方向のコミュニケーションを意識させるために行っています。


 

面接前の準備

 前回と同じくくじ引きで面接官を2~3人決めます。前回の反省点を復習するため、パワポで色々と説明。あとはテーブルを移動して、面接官と学生が対面できるような形にします。

 気をつけさせるのは2つ。
 ①参加者は受け答えをもっと具体的に。
 ②面接官は双方向の会話を意識する。

 例えば「趣味は何ですか?」という問いに対して、「趣味は本を読むことです。」だけだとあまりにも短すぎます。自己紹介ならまだしも、面接と言う場においては致命的です。
 今回は第2回目ということもあって、もうちょっと具体的な内容を自ら話す努力をしてもらいます。「最近読んでいる本は〇〇で、□□の本です。内容は~です。とても面白いです。」等々…

 そして面接官は一方的な質問形式ではなく、相手の答えを聞いてからその答えに合わせて更に質問するようにします。「なぜですか?」「どんな内容ですか?」など、相手の発話を促すように進行します。

 

面接の流れ

 面接の開始と終了のテンプレートは前回と同じ。

面接官:これから面接を始めます。よろしくお願いします。
学生:よろしくお願いします。
(自由)
面接官:それでは面接を終わります。ありがとうございました。
学生:ありがとうございました。

 今回は2回目でしたので、人数に関係なく20分~25分くらいとしました。

 

全部の面接終了後

 面接が終わったらクラス全体で反省会。
  ・です/ますを使えていたか。
  ・質問以上の事に答えられたか。
  ・双方向の面接ができたか。 等々…

 面接に限らず、普通の会話でもこういうのは大切です。
 質問され続けるだけでなく、こちらからも質問してあげるのがコミュニケーションで、それが日本語の会話の上達に必ず繋がります。

 面接から即興の重要性に気付いてもらえたと思います。
 私はほとんど発話せず、学生が進行して学生が発話する授業は会話の授業としては究極的なものです。殆どの場合面接はうまくいかないと思いますが、その中で学生自身も感じることもあるはずですので、それは今後彼らと会話する際に生かされると思います。

 以上です。