1年生後期会話

 1年後期会話の授業第15回目です。
 今回は使役の「~せる/させる」を勉強します。

 

授業の流れ

 1.単語を読む
 まずは第15課の単語をみんな一緒に読んでいきます。
 配布したプリントは【第0課】1年後期会話の授業構成に載せてあります。

 
 2.前回の復習
 前回は受身の【第14課】~される(受身)を勉強しました。
 受身と使役は形が非常に似ているので混同しやすく、かつ助詞の変化なども複雑なのでここで改めてちゃんと復習しておきます。

 
 3.使役「~せる/させる」
 自動詞か他動詞か、目的語を取るかどうかでも助詞が変わりますからやや複雑です。
 この辺りは真面目に説明するだけ無駄。(だと私は判断しました。)
 そうやってわざと出鼻をくじかせるわけにはいかないので、使ってみて感覚的に覚えてもらうほうを選びました。

 まずはいつも通り、使役の例文を1人一つ作ってもらいます。
 この時は特に制限はありません。
 例文の意味から話題を広げるよりも、まずは動詞を正しく使役形に置き換えられているかどうか、そして助詞が正しいかどうかを判断して次々テンポよく言わせていきます。

 特に問題ないようであれば次へ。

 
 4.我が家のルール
 最初の練習テーマは「我が家のルール」。
 母あるいは父が私に強いているルールを「~させる」を使って発表してもらいます。
 余裕があればその理由も。

 最初に私が例文を示しました。
 「母は私に毎月お金を送らせる。
 1つこうやって示せば、学生は何を考えるべきなのかすぐ分かってくれます。
 
 学生が発表したら、すかざす「なんで?」と聞いて様子を見ましょう。
 ちゃんと受け答えしてくれるようであれば、そこから一人1分くらい話を広げていく感じです。

 
5.子供にさせたいこと
 続いて2つ目の練習テーマ「子供にさせたいこと」。
 これは自分がもし結婚して子供ができたら、その子供に何をさせたいかについて話してもらいます。
 「させる」+「たい」で「させたい」になる点に注意です。

 このテーマは毎年かなり盛り上がりますので、使役を導入する際はやってみてください!

 学生の内容を紹介します。

 ・ピアノを習わせます。
 ・勉強に影響するので、携帯で遊ばせません。
 ・いい目を守らせる。
 ・水泳させる。
 ・自分を守るため、テコンドーを勉強させる。
 ・料理を作らせる
 ・自由な生活をさせる。
 ・自分の手で大切なものを守らせる。
 ・きれいな字を書かせる。
 ・やりたいのはやらせる。
 ・バスケをやらせる。
 ・きれいな絵を描かせる
 ・自立・独立させる
 ・運動させて、いつも家に居させない
 ・期日通りに宿題を完成させる
 ・善良な人にさせる
 ・ダンスを練習させます
 ・多くの本を読ませたい
 ・踊らせたい。
 ・字を綺麗に書かせたい。
 ・自分の好きな事をやらせたい。
 ・テコンドーをさせたい。
 ・プライドを持たせたい。
 ・気楽にさせたい。
 ・絵を描かせたい。
 ・静かに食べさせたい。
 ・バレエを習わせたい。
 ・元気に成長させたい。

 これも理由と一緒に聞くといいでしょう。

 第15課の内容は以上です。

1年生後期会話

 最近1年生から聞こえてきた悲鳴。被动态、使役态、使役被动态という難しい部分を1週間で詰め込まれて困っているというものでした。重要な部分ですからじっくり復習してほしいということで、私の授業で確実に定着させるべく楽しめる教案を考えました。この授業、反応がとても良かったので紹介したいと思います。

 まずは動詞の受身形の作り方を説明して、例文から全体像を掴んでもらいます。
 「私は 彼を 殴ります」→「彼は 私に(から) 殴られます」
 「私は 彼に 数学を 教えます」→「彼は 私に(から) 数学を 教えられます」

 インターネットから拾ってきた50枚近くの写真をあらかじめ用意しておき、その後はプロジェクターを使って学生に写真を見せました。ルールは単純で、写真を見て好きな受身形を作ってもらいます。例えば「鳥が魚を捕食する画像」から「魚が鳥に食べられる。」などと言った具合。何枚かの写真で練習させて雰囲気を掴んだところで開始。一人ずつ当てて受身文を作ってもらいます。

 大体一人3回ずつ答えてもらいました。選んだ写真が面白かったおかげか、授業中ずっと飽きる事なく集中してくれてとても良かったと思います。また、写真によってはいくつかの言い方が存在するので、そこは随時補足しながらでも良いと思いますが、テンポよく写真を入れ替えて進行するのも飽きさせないためには重要です。

1年生後期会話

 1年後期会話の授業第12回目です。
 今回は予定の「~つもり」と可能性を表す「~かもしれない」を勉強します。

 「~つもり」は未来の予定を表しますが、意志はあまり強めではありません。
 「~かもしれない」は自分でも分からない状態を推測するときに使う文法で、曖昧表現を好む日本人にとってはなくてはならない表現といえます。
 口語では「かも」「かもね」「かもよ」と短縮して言います。

 100% ~です、~ます
 90% ~でしょう
 70% ~と思います
 50% ~かもしれない

 

授業の流れ

 1.単語を読む
 まずは第12課の単語をみんな一緒に読んでいきます。
 配布したプリントは【第0課】1年後期会話の授業構成に載せてあります。

 2.文法「~つもり」
 初級では必ず身に付けたい文法。
 接続は動詞辞書形と動詞ない形の2種類のみ。

  動詞辞書形+つもり (仕事を辞めるつもりです。)
  動詞ない形+つもり (明日は行かないつもりです。)

 接続はいたって簡単ですが一応練習もしておきます。
 五段、一段、サ変、カ変のそれぞれ辞書形とない形を作らせて接続させましょう。

  ・明日からタバコを辞めるつもりです。
  ・次会ったときに告白するつもりです。
  ・今年の夏休みは何をするつもりですか?

 練習がてら「~つもり」を使って自由に例文を考えてもらいます。
 一人ひとつテンポよく。「今年の夏休みは何をするつもり?」に対する答えでもいいです。

 3.個人発表
 「~つもり」を使ったメインの練習。
 「10年後の私は~つもりです。」を考えます。中身は自由。色んな答えがあって面白いです。

 4.文法「~かもしれない」
 次の文法は「かもしれない」
 推測するときに使える文法でその可能性が比較的低いことを表します。
 たぶん、もしかして、もしかするとなどとよく呼応しますが必須ではありません。

 接続は複雑なように見えて結構すっきりしています。

  名詞/な形容詞語幹+かも (危険かも)
  い形容詞+かも (良いかも)
  動詞普通形+かも (死ぬかも/死んだかも…)

  ・早く行けばまだ間に合うかもしれません。
  ・明日はたぶん雨が降るかも。
  ・今年はもしかしたら良い一年になるかもしれない。

 ここでも「~かもしれない」を使って自由に例文を考えてもらいます。

 5.個人発表2
 テーマは「2100年の中国は~かもしれない。
 可能性がわずかにでもあればよく推測は自由ですから、考えようによってはあらゆる角度から例文が作れることでしょう。

  ・大気汚染がないかも。
  ・物価が低くなるかもしれません。
  ・(国力が)強くなっているかも。
  ・みんなお金持ちになっているかも。
  ・貧乏な人はいなくなっているかも。
  ・宇宙人に会えるかも。
  …

 一つひとつの話を1~2分のボリュームで広げていき、一人ずつ会話していきましょう。

 6.終わり
 みんな発表したら授業は終わり。
 授業時間は5分程度余して終了。
 可もなく不可もなくって感じでしたが、例文作らせてからの練習の流れには安定感を感じてます。

 
 以上です。