日本語教師のお仕事

 昨日は今学期初の一年生の授業がありました。
 2クラスに増えましたので、昨日担当したのは1班25名です。

 1年生はわりと静か。
 たぶん軍事訓練がなくてあんまり親交を深められなかった影響があると思われます。

 初日の印象は悪くないです。
 厳しくも初めから宿題をわんさか出しましたが、わりと意欲的に見えました。

 国慶節後が本番ですね。

スピーチと弁論

 ディベートの授業です。
 1年前の内容は【第14課】お年寄りと子供、どちらが大事?に、今年の内容はここにまとめます。
 テーマは同じなので、教案のところには「②」としてまとめておきます。

 お年寄り派の学生からなるほどという意見が出ました。

 中国では街中の清掃を行うのは業者ではなくお年寄りが多いです。
 その仕事は汚く、通常安い給料が支払われるだけで若い人はやりたくないと感じています。
 ですが衛生面を考えると彼らの社会に対する貢献度は無視できません。

 一方子供派も鋭い意見でばっさり。

 今の日本経済は停滞している。この一番の原因は何かと言うと、少子高齢化である。
 子供が少なく、高齢者が多くを占めている。生産力の問題である。
 これはつまり経済のためには子供のほうがより重要ということではないだろうか。

 また「今まで育ててきてくれたお年寄りに感謝しなければならない。だからお年寄りの方が大事だ。」という学生もいました。
 この意見は年配を大事にする中国の国民性を強く伺える考え方だと思います。
 ただちょっとディベートでは不適切。感情論っぽいところがありますね。

 これからの時代は科学技術の時代なので、新しいものを受け入れにくいお年寄りよりも子供の方が重要になってくる。
 古い考え方に縛られていてはいけない、と一刀両断したある女の子は、横から見てるとかなりカッコよく見えましたね。

 
 ディベート中「老後になった後」と言った人がいました。
 これは頭痛が痛いのような重言ですね。老後の後っていったい何歳を指しているんでしょう…
 
 今回は以上。
 前回とまた違う意見が聞けてよかったです。

スピーチと弁論

 ディベートの授業です。
 1年前の内容は【第13課】未成年の恋愛に賛成?反対?に、今年の内容はここにまとめます。
 テーマは同じなので、教案のところには「②」としてまとめておきます。

 本日1年ぶりにこのテーマを行いました。
 恋愛に関するテーマは学生が主体的に盛り上がるので、教案を作るなら知っておきたい知識です。

 基本的な論点は1年前と変わりませんが、学生から出た面白い意見を紹介します。

 Q.もしあなたが親なら、子供の恋愛をどうやって止める?
 これは賛成派から反対派に投げかけられた質問です。
 これに対して「お金があれば恋愛はしやすくなるから、お小遣いをあげないようにする」と回答。
 止めるのではなく抑止力を働かせる感じですね。

 Q.失恋時の精神的ダメージは未成年にとって無視できないのでは?
 A.子供だからといって全くしないのは間違っていて、こういうものは実践して学ぶべき。
   大人になってから子供のような失敗をするほうが恥ずかしい。

 Q.結婚には様々な困難があるが、未成年ではどうしようもできない。
 A.恋人と結婚相手は違う。全てが結婚するための恋愛ではない。

 
 反対派から「中国の学校では原則禁止となっているから、私たちは反対」という意見が多かったです。
 しかしこれは思考停止の意見ですから、授業の終わりに指摘しました。
 じゃあなぜ学校は禁止にしているのかというところまで述べて、自分はこれに賛成するとまで言わないと討論にはなりえません。

 少しずつ論理的な反論ができるようになってきてます。
 この調子で続けていきます。